海外のオンライン工場見学/工場視察 事例

STONKAMの工場見学ツアー動画は品質管理を見せる

中国ハイテク企業のSTONKAMは、自動車エレクトロニクス産業向けに車両監視製品や運転支援製品の開発、生産を行っています。その工場ツアー動画を見つけました。これはかなり良くできています。(日本でここまで内部を詳細に見せることは、ほぼ不可能ではないかと思いますが…)

この動画、26分とかなり長いです。2倍速で見ても13分かかります。この動画が良くできていると思うのは、「技術や品質の証」を伝えることに注力し、生産ラインそのものを見せることよりも、品質管理体制を見せているところです。

また、この動画が親しみやすいのは、ナレーターの顔が見えているところです。カメラマンがもうひとりいて、音声はナレーターさんからワイヤレスで飛ばしているのでしょう。一人で行うと自分の顔が映らないわけですが、このように、人が見えた方が親しみやすいなと思いました。

会社紹介で表示されるパテントウォール

最初は会社紹介から始まります。製品ラインナップの簡単な紹介と、パテントウォールに表示される大量の特許数、サーティフィケートの数々。

クリーンルーム

次にクリーンルームが紹介されます。従業員の入り口と材料の入り口が分かれていること、実際にどのようにクリーンルームに材料が持ち込まれるのかを実演しています。

生産ラインへの入場

生産ライン自体も紹介されていますが、入場方法について詳しく説明されています。自動でシューズカバーがでてきたり、静電気対策など。

検査の数々

防水、耐熱、ワイヤレスなどさまざまな検査について説明があります。カメラを実際に水に入れてテストを行っている風景も映されています。

工場から検査棟へ場面を移して

工場の案内が終わったあと、ナレーターが変わって、検査施設での取り組みが紹介されます。検査の説明のときに「検査手順」が書かれたボードが映され、検査がマネジメントされている様子も伝えています。

この動画から分かることは、やはり「何を伝えたいかが大事」と言うことです。日本製には「日本ブランド」があり、品質品質と言わなくても「日本製品は品質は良い」という認知があります。でも、それがない国では伝える努力をしないといけないでしょう。

しかし、同じ日本国内の中での競争であれば、「お互いそこそこ品質が良いのは当然」という土壌のうえにありますので、「相手にとって何が知りたいことなのか」を考え、動画や工場見学の内容を考える必要がありますね。